7月26日付 情報 Exjade News

EPIC試験サブグループ解析:AA患者におけるデフェラシロクスの有効性と安全性を確認
Iron chelation therapy with deferasirox in patients with aplastic anemia: a subgroup analysis of 116 patients from the EPIC trial.

前向き1年EPIC試験は、再生不良性貧血(AA)患者116例の大規模コホートを登録し、この患者母集団におけるデフェラシロクスの有効性と安全性を検討した。1年後、血清フェリチン中央値は、ベースライン時の3254 ng/mLから1854 ng/mLに有意に低下した(P =0.0003)。低下は、キレート治療歴のない群(3229→1520 ng/mL; P =0.0004、 last-observation-carried-forward [LOCF]解析) 、キレート治療歴のある群(3263→2585 ng/mL; P =0.21、LOCF解析)ともにみられ、用量補正と現在の鉄摂取を反映していた。血清フェリチン高値にも関わらず、ベースラインの不安定血漿鉄値は正常範囲内であった。最も高頻度にみられた薬剤関連有害事象は、嘔気(22%)と下痢(16%)であった。血清クレアチニンはベースラインから>33%上昇し、29例(25%)で正常上限より高値を示したが、進行的上昇はみられなかった。シクロスポリンの併用は、血清クレアチニン値に有意な影響を及ぼした。1年後の平均アラニンアミノトランスフェラーゼ値の低下は、血清フェリチン低下と有意に相関していた(r=0.40、P <0.0001)。平均絶対好中球数、血小板数は、治療期間中に安定しており、薬剤関連血球減少症はみられなかった。この前向きデータセットでは、有効性が確認され、AA患者の大規模母集団におけるデフェラシロクスの忍容性プロファイルの特徴が明らかにされた。本試験は、以下に登録されている。http://clinicaltrials.gov as NCT00171821.
Lee JW,et al.Blood 2010 Jun 21.[Epub ahead of print]


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